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【今日は何の日?】8月6日=日本ゼリアトリック協会が椿山荘で初会合(1958年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
66年前の1958(昭和33)年。東京都内で「日本ゼリアトリック協会」なる組織が誕生し、東京・椿山荘(文京区)にて初会合が行われました。
ゼリアトリックとは「老人医学」を意味する英語。安井誠一郎都知事(当時67歳)、昭和女子大学の松平俊子名誉教授(当時67歳)、15代将軍・徳川慶喜の孫にあたり、元侯爵夫人、デザイナーとしても知られていた蜂須賀年子さん(当時61歳)ら、明治生まれの初老以上の人々が50~60人集っては"文明病"に挑戦しつつ「不老長寿の見果てぬ夢」を追おうという目的で結成された組織です。
「病人のための病院でなく、健康なものが健康なとき、心と身体を若く保つための健康病院」と、その崇高なる理想を掲げています。
記念すべき第1回会合では、まず東京教育大学(現・筑波大学)の杉靖三郎教授(当時52歳)から「長生きと若返りの秘訣」を拝聴しつつつ、その後は飛び入り大歓迎の歌や踊りを楽しんだそうです。
今後も月1回程度の診察をする一方で、魚釣りや芝居見物などを催しては「命の洗濯」を続けていく趣向。アレ?単なる老人会と変わらないような......。
参照 : 昭和33年8月6日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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