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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/08/14

#オランダ#ノーネクタイ#ロケット開発の父#不具合#今日は何の日?#小惑星イトカワ#文部省#昭和33年(1958年)の出来事#渡航許可申請#糸川英夫#逆転の発想#開襟シャツ

【今日は何の日?】8月14日=文部省がロケット開発の父・糸川英夫博士の写真を却下(1958年)/ 雑学ネタ帳

08月14日(糸川英夫博士).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

66年前の1958(昭和33)年。ロケット工学でおなじみ、糸川英夫博士(当時46歳)が8月末にオランダで開催されるロケットの国際会議に出席するため、文部省渡航許可申請を出したところ、この日、添えられた写真に"不具合"があるとして却下されてしまいました。 
 
却下の理由はノーネクタイ。糸川博士が申請書に添えて提出した写真が、開襟シャツ姿だったため、「ネクタイをしていない写真はケシカラン」というわけです。

出発を数日後に控えた却下に大慌てしつつも、糸川博士は「和服でもダメということになりましょうか?」と"逆転の発想"にて、文部省が打ち出してきた礼法に対し、堂々と異を唱えていたそうな。 

 参照 : 昭和33年8月15日付の毎日新聞朝刊

       文 / 高木圭介
 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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