Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2024/08/17

#T-CAT#チェックイン機能#中央区#今日は何の日?#国際線搭乗手続#怪獣ショー#成田空港#日本橋箱崎町#日本航空#昭和47年(1972年)の出来事#東京シティエアターミナル#東京都#箱崎#羽田空港

【今日は何の日?】8月17日=東京シティエアターミナル(T-CAT)が羽田国際線のチェックイン業務を開始(1972年)/ 雑学ネタ帳

08月17日(T-CAT).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

52年前の1972(昭和47)年。"成田空港の窓口"として7月にオープンした東京シティエアターミナル(通称・T-CAT=東京・中央区日本橋箱崎町)が、この日より羽田空港を飛び立つ国際線のチェックイン(搭乗手続)業務をスタートしました。

成田空港の開港を当て込み、「都心の窓口」とすべく店開きしたT-CATでしたが、成田開港は複雑な事情が山積みとなりつつ延期に次ぐ延期。早くも存在意義を失いつつ、経営危機に陥ってしまったT-CATでは、まったく畑違いの「怪獣ショー」などを開催したりして、急場をしのいでいました。

そんな窮地を見かねた大株主の日本航空が、延命処置とテコ入れに動き、T-CATへの利用客誘致と、羽田空港のラッシュ解消を兼ねて、団体客の一部を"横流し"することに。

旅客第1号となったのはドイツへと向かう日本人の団体でした。空港に行く前に都心にて搭乗手続を済ませられる利便性こそが売りでしたが、その感想は見送り人ともども「機影もなし。海外雄飛の実感がわきませんな」というビミョーなものだったそうです。

6年後(78年)となった成田空港の開港以降は、世界各国への搭乗手続が可能となり、その利便性を発揮したT-CATでしたが、2002年9月の米国同時多発テロ事件の発生でまたもや運命が一変。この事件以降、米連邦航空局(FAA)の通達により、北米線への搭乗手続が「出発空港以外では不可」となった影響から、2002年に出国審査業務が終了。同年12月に搭乗手続業務も終了となったのでした。

現在は東京空港交通のバスターミナルとして機能しています。

 参照 : 昭和47年8月18日付の毎日新聞朝刊

     文 / 高木圭介


 

 

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事