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【今日は何の日?】8月23日=イワシのお腹からラトビアからの手紙(1956年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
68年前の1956(昭和31)年。この日の夜、日本に向けたモスクワ放送(ラジオ)のニュース番組で報じられたお話です。
ソビエト連邦のカザフ共和国(現・カザフスタン共和国)の首都、アルマ・アタ(アルマトイ)の住民男性が市場でイワシを買ってきました。帰宅後、調理しようと、イワシの腹を割いたところ、あらビックリ。なんとイワシのお腹から手紙が出てきたのでした。
手紙には「親愛なる諸君、脂ののったこのイワシ、どこのどなたの食卓にのったのかを教えてください。私たちはこれを大西洋フェロー諸島(デンマーク自治領)を隔てる300kmの海上でとりました。ラトビアの漁夫より」と記されていました。
漁夫からの手紙が本当ならば、このイワシははるか大洋と大陸を股にかけて、カザフ共和国まではるばる数千kmを旅してきたことになります。
手紙を瓶に詰めて海へと流す「ボトルメール(瓶詰めの手紙)」といったロマンチックなモノから、プロレタリア文学の名作『セメント樽の中の手紙』(葉山嘉樹作)といった悲しいお話まで、遠い見知らぬ人から手紙が届くエピソードは様々ですが、イワシのお腹に詰めた手紙、そしてそれがキチンと届いたとは二重にビックリですね。
参照 : 昭和31年8月25日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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