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【今日は何の日?】8月26日=江利チエミ主演ドラマに高倉健がチラリ出演(1963年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
61年前の1963(昭和38)年。江利チエミさん(当時26歳)主演の人気ホームドラマ『咲子さんちょっと』(TBS=月曜夜9時)が、この日の放送で100回目を迎えました。
原作は中島さと子さん。61(昭和36)年10月に放送スタートした30分コメディです。当初は半年で終了の予定でしたが、あまりの人気にテレビ局側でも終了することができず、この時期はほぼ原作から離れたオリジナルのストーリーで延長していました。
記念すべき100回記念は「七転び八起き」というお話。咲子(江利さん)と作曲家の夫・京太郎(小泉博さん)夫妻がハワイ行きを夢見るというシーンが挿入されており、夢の妄想シーンにも関わらず、実際にハワイで撮影が行われています。
とはいっても江利さんがそのためだけにハワイに飛んだというワケではなく、実は結婚4年が過ぎた夫・高倉健さん(当時32歳)と一緒に米国各地でミュージカルなどを観劇してきた帰り道にハワイへと立ち寄り、TBSのスタッフや夫役の小泉博さんと合流して撮影されたものでした。
ハワイにて江利さんは現地ダンサーたちに「フラダンスの素質は一流」と折り紙をつけられ、大喜びしていたそうです。
そして現地のサーファーと夫役・小泉博さんによるサーフィンのシーンにて、実生活の夫である高倉健さんが、ほんの少し、ご愛嬌とばかりにサングラス姿にてチラリと画面に映っているそうです。まさに100回記念ならではの貴重なサービスシーンです。
このドラマ、2年以上も続いた人気作であるにも関わらず、はっきりと記憶している人は希少。昭和30年代に人気だった映画『サザエさん』シリーズで、サザエとマスオの夫婦役を演じていた江利チエミさんと小泉博さんが同じく夫婦役として出演していたことと、このドラマ終了から2年後(65年11月)に、同じくTBSで江利さん主演で『サザエさん』もドラマ化(こちらでマスオさんを演じたのは川崎敬三さん)されました。
こちらも大人気となり、放送が2年近く続いた影響で、咲子さん~とサザエさんがごっちゃ混ぜとなりつつ、サザエさんによって咲子さんが上書き消去されつつ、そのまま記憶している人が多い模様です。
文 / 高木圭介
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