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【今日は何の日?】9月7日=新築の留置場、第1号の収容者はナント...仙台(1974年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1974(昭和49)年。宮城県警の仙台東警察署は9月3日に完成したばかりの新庁舎へと移転。内部にはピカピカの新しい留置場を7房備えていました。
この日、新留置場に第1号となる"主"が収容されてきました。その男(28歳)の本業は設計士で、同日深夜1時ごろ、泥酔しては仙台市東七番丁(現・若林区)の会社員男性(22歳)のアパートの部屋へと勝手に上がり込み、大声をあげてはテコでも動かないため、たまりかねた男性が派出所へと連絡し、住居侵入の現行犯として"ブタ箱入り"となったのです。
ところが仙台東署にて男の身元を調べたところ、署員一同がビックリ...というか口あんぐりとなりました。なんと男は新庁舎建設時に給排水と暖房関係の設計者として、留置場にも2度3度と足を運んでいた設計士だったのです。つまり新留置場は勝手知ったる場所だったということです。
第1号として留置場に入れられた設計士の男は、タメ息まじりに「われながら、居心地よく造ったものだ」とうそぶいていたそうな。
参照 : 昭和49年9月8日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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