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【今日は何の日?】9月12日=女流推理作家の自宅住所が無断で「東京拘置所」に変更される(1984年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
ちょうど40年前前の1984(昭和59)年。女流推理作家の井口泰子さん(当時47歳)が、勝手に郵便局に住所変更届を出されるなどの被害に遭っていたことが判明しました。
当時、井口さんの自宅は東京都杉並区宮前にありました。7月24日を最後に自宅に郵便物がまったく届かなくなったのを不審に感じた井口さんが、管轄の杉並南郵便局に問い合わせたところ、さる7月17日、同郵便局に井口さんの住所変更届が出されていたことが判明。もちろんニセモノです。
井口さんの新住所は「東京都葛飾区小菅 1の35の1のA号」となっており、これは小菅にある東京拘置所の住所でした。
井口さん宅には2月から8月にかけて、夜中に無言電話が約30回も続いたり、7月23日には自宅郵便受けの名札が持ち去られるなどの嫌がらせが相次いでいたそうです。8月中旬以降、こういった嫌がらせは途絶えていたものの、拘置所への住所変更も、その一環だった可能性大です。
井口さんは「誰の仕業でしょう。まったく心当たりがありません。推理小説を書いている仕事上、もっと面白い物を書け、というお叱りかもしれませんが、なんだかゾッとします」と語りつつ、この日のうちに警視庁高井戸署に被害届を出したとか。
参照 : 昭和59年9月12日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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