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【今日は何の日?】9月15日=国内初!ビールの缶詰が発売(1958年)/ 雑学ネタ帳
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66年前の1958(昭和33)年。朝日麦酒株式会社(現・アサヒビール株式会社)から国内初となる「ビールの缶詰」が新発売されました。要するに現在の缶ビールです。
商品名は「アサヒゴールド」。従来の瓶ビールとの違いをメーカー側は広告で「いままでの瓶より、ずっと早く冷えます」「冷蔵庫に入れても楽に倍は入ります」と、缶ビールのメリットをアピールしています。
新発売にあたり、さっそく国税庁では公定販売価格を告示(※酒類が自由価格となったのは基準販売価格制度が廃止された64年6月からのことです)。350ml缶が75円、中身が黒ビールの場合は79円、スタウトの場合は92円と定められました。
現在の缶ビールと大きく違う点は、その開け方です。このアサヒゴールドは、酒屋さんで別途、開栓用の缶切り(5円也)を購入し、缶に2つの穴を開けて飲むというスタイルでした。
缶切り不要のプルトップ缶のビールが発売されるのは7年後(65年)のこと。現在とほぼ同じの軽いアルミ缶で指にかかりやすいリングプルトップを採用した缶ビールが発売されるのは13年後(71年)のことです。その後、自販機の普及も伴って、やがて缶ビールが主流となる時代が到来します。
参照 : 昭和33年9月13日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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