#10月3日#カータン#デベロン#トゥーランドット#パクちゃん#ピンポンパン#フジテレビ#プッチーニ#ママとあそぼう!ピンポンパン#今日は何の日?#佐久間俊直#坂本新兵#宮廷の三大臣#新人女子アナウンサー#昭和41年#渡辺直子#赤鬼ボンボちゃん
【今日は何の日?】10月3日=フジテレビで『ママとあそぼう!ピンポンパン』放送スタート(1966年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
58年前の1966(昭和41)年。フジテレビが幼児向けの新番組『ママとあそぼう!ピンポンパン』の放送をスタートしました。
月~金曜の朝8時15分から55分までの40分番組。放送開始時は裏番組に大人気だったNHK朝ドラ『おはなはん』が放送中とあリ、視聴率的にも大苦戦していたそうですが、徐々に人気と知名度を上げ、すでに人気だったNHK『おかあさんといっしょ』(朝10時5分~30分)、日本テレビ『ロンパールーム』(午前11時20分~50分)に続く人気幼児番組となりました。
進行役が「先生」と呼ばれる『ロンパールーム』と違って、この番組の司会進行役は「おねえさん」と呼ばれるのが大きな特徴。おねえさんは歴代、フジテレビの新人女性アナウンサーが務め、初代おねえさんは青山学院短大の英文科を卒業し、4月に入社したばかりの渡辺直子さん(当時20歳)が担当。直子おねえさんは一躍、子どもたちのアイドルとなりました。
体操などを担当する「おにいさん」の初代は佐久間俊直さん(当時24歳)、進行補助や子どもたちの世話をする"新兵ちゃん"こと坂本新兵さん(当時31歳)も初回から出演しています。以降、カッパのカータン(声は大竹宏さん)、毛虫のデベロン(声は富田耕生さん)、ヘビのパクちゃん(声は三輪勝恵さん)、赤鬼ボンボちゃん(声は増山江威子さん)ら数々の着ぐるみ、手踊り人形、操り人形などのキャラクターが登場し人気者に。番組発のヒット曲や玩具も多数誕生しました。
番組ラストに、新兵ちゃんの掛け声によって、出演した子どもたちが、おもちゃが山のように積まれた「おもちゃの木」へと突進していく場面は、テレビの前の子どもたちを大いに羨ましがらせたものです。
ところで、いかにも子どもたちが好みそうな音の響きである番組名「ピンポンパン」ですが、その命名由来はフィギュアスケートのBGMとしてもおなじみ、プッチーニ作曲のオペラ『トゥーランドット』に登場する宮廷の三大臣「ピン(大蔵大臣)・ポン(総料理長)・パン(内大臣)」の名前が元ネタなんだとか。豆知識。
参照 : 昭和41年10月3日、10月11日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。