#10月11日#TBS#あのねのね#いかりや長介#すわしんじ#キャンディーズjr#ザ・ドリフターズ#ピンク・レディー#人形劇#今日は何の日?#仲本工事#加藤茶#小島一慶#志村けん#昭和52年#荒井注#西遊記#飛べ!孫悟空#高木ブー
【今日は何の日?】10月1日=ドリフターズの人形劇『飛べ!孫悟空』が放送スタート(1977年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
47年前の1977(昭和52)年。大人気、ザ・ドリフターズの面々が人形となり、声のみの出演をするという異色の人形劇『飛べ!孫悟空』の放送がスタートしました。
放送は『8時だョ!全員集合』と同じくTBS系。ヤンマーの一社提供で毎週火曜夜7時からの放送でした。
普通のドラマではなく、人形劇となったのは、一にも二にも超過密で知られるドリフのスケジュールが理由。声だけなら可能かもと企画が通った模様です。その名の通り、『西遊記』をモチーフとした人形劇ですが、三蔵法師役をリーダーのいかりや長介さん、孫悟空役が志村けんさん、メガネをかけた沙悟浄役が仲本工事さん、いつも半分眠っているような表情の猪八戒役が高木ブーさんでした。
通常の西遊記ならば、これでレギュラー役はいっぱいなはずですが、一行にいつも付いて回るハゲ頭にちょびヒゲ、ステテコ姿でいつもお酒を飲んでいる謎の男・カトー役で加藤茶さんが出演。その他"ドリフ第六の男"と呼ばれたすわしんじさんが、三蔵法師が乗る馬の役でカン高い鳴き声を披露。さらに元メンバーの荒井注さんも「ハダカ大王」なる役でゲスト出演しています。
おふざけ講談調の進行役はTBSの小島一慶さん、歌のパートは当時大人気だったピンク・レディーやあのねのね、キャンディーズjr(のちに「トライアングル」と改名)らが出演し、当時の人気スターも多数ゲスト出演し、豪華にして賑やかな人形劇バラエティとなりました。
内容は歌あり、笑いあり、声だけという気楽さからか?下ネタや芸能界の裏事情などを明かすアドリブ要素(?)も多く、たちまち大人気に。ドリフがウエスタン調に ♪ニンニキニキニキ~ と歌う挿入歌『ゴー・ウエスト』も大ヒットし、番組は1年半も続いたのでした。
ところでドリフの天敵といえばPTA。翌78(昭和53)年には、さっそく日本PTA全国協議会から「ワースト番組」に選ばれています。勲章!
参照 : 昭和52年10月11日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。