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【今日は何の日?】10月24日=空から近江牛が降ってきた・都内(1953年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
71年前の1953(昭和28)年。日本一と謳われる「近江牛」の魅力を広く東京都民にもPRしようと、近江肉牛協会がこの日より「第2回近江牛肉宣伝大会」を開催しました。
宣伝大会の内容は、まず派手に装飾したトラック4台に近江牛11頭を分乗させて、午前10時に港区芝にあった高浜畜殺場を出発。11頭の近江牛たちは渋谷~新宿~神田~日本橋~浅草橋~新橋~国会議事堂と都内各所をパレードし、再び高浜畜殺場へと戻ってきました。
極めつきは空からのPR作戦です。昭和40年代初期あたりまでは、セスナ機からビラを撒いたり、音声などで地元商店を宣伝する姿も珍しくはありませんでした。
近江肉牛協会では宣伝試食用として、なんと1包30匁(もんめ=約112.5g)から50匁(約187.5g)の牛肉を、宣伝ビラ15万枚とともに、300包もパラシュートで落下させ、都民の皆さんにプレゼントするという大盤振舞い!
戦争が終わってからまだ8年。事情を知らない人は、さぞやビックリしつつ、警戒心から、空から降ってきた牛肉に手をつけられなかったかもしれませんね。
参照 : 昭和28年10月23日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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