Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2024/10/25

#10月25日#今井光也#今日は何の日?#日展#日本美術展覧会#日本陸軍戸山学校軍楽隊#昭和41年#東京オリンピック#東京五輪ファンファーレ#東京五輪閉会式#東京五輪開会式#東京都美術館#楽器のある静物#洋画#玉目利保#第二科#陸上自衛隊中央音楽隊

【今日は何の日?】10月25日=陸上自衛隊の中央音楽隊長が日展で入選!(1966年)/ 雑学ネタ帳

10月25日(油絵).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1966(昭和41)年。上野の東京都美術館にて11月1日から始まる第9回日展(日本美術展覧会)の入選者がこの日に発表となり、第二科(洋画)で陸上自衛隊中央音楽隊隊長を務める玉目利保三佐(当時49歳)が初出品にして初入選いう栄冠を射止めました。

入選画はホルンとトランペットを題材とした「楽器のある静物」という作品です。

米メジャーリーグで投打の"二刀流"を証明した大谷翔平選手の大活躍以来、あまり聞かなくはなりましたが、「二兎を追うものは一兎も得ず」なることわざは昔ほどよく言われていました。そんな中でも複数の分野にて凄い才能を発揮する人物は確かにいるものです。この玉目隊長は音楽と美術の二分野で才能を発揮したことになります。

玉目隊長は少年時代より音楽と絵の両方が大好き。18歳で旧日本陸軍の戸山学校軍楽隊に入り、職業としては音楽の道を選ぶこととなりました。日本国民の誰もが目にした東京五輪(64年)開会式閉会式で演奏された勇壮なファンファーレ(作曲・今井光也)の指揮をしたのも玉目隊長でした。

しかし玉目隊長、実は絵の道もあきらめてはおらず、約10年前からキャンバスに向き合い始めていたのです。東京五輪以降、本業の音楽隊がさらに引く手あまたとなり、土・日曜もほとんど潰れてしまい、「家族サービスはゼロ」という激務の中でも、代休日は絵筆を握り続けていたのでした。

日展入賞の喜びに玉目隊長は「2年前の東京オリンピック開、閉会式で指揮したのと、今度の入選は一生の思い出になりそう」と語っていたとか。

 参照 : 昭和41年10月26日付の読売新聞朝刊

                    文 / 高木圭介

 

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事