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【今日は何の日?】10月30日=デヴィッド・ボウイ大阪公演で観客が将棋倒しとなる事故・万博お祭り広場(1983年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
41年前の1983(昭和58)年。夜7時20分ごろ、大阪・万博お祭り広場(吹田市千里万博公園内)にて、英国のロック歌手、デヴィッド・ボウイさん(当時36歳)の来日公演「シリアス・ムーン・ライト・ジャパン・ツアー」開催中、興奮した観客がステージめがけて殺到。約50人が将棋倒しとなり、5人が負傷、気分が悪くなるなどして救急車で病院へと搬送される事故が起きました。
ボウイさんは当時、4月に発売された16枚目のアルバム『レッツ・ダンス』が大ヒット中。また5月に日本公開された大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』にも、英国陸軍のジャック・セリアズ少佐役で出演し、坂本龍一さん(ヨノイ大尉役)、ビートたけしさん(ハラ・ゲンゴ軍曹役)らと共演し、もともと人気は高かったものの、さらに新たなファン層を拡大していた時期でした。
10月26、27日と大阪府立体育会館でコンサートを行い、名古屋公演を挟んで、この日は会場を屋外の万博お祭り広場に移しての大阪3日目公演でしたが、会場には1万5,000人ものファンが押し寄せます。「前が見えない」と興奮した観客の一部がステージへと近づこうとして、次々と将棋倒しになってしまった模様です。
コンサート2曲目『Heroes』のイントロ部分で観客席を異変を感じ取ったボウイさんは、演奏を中断し観客席に「Please!DOZO!BACK!BACK!」と呼びかけます。続いて主催者から日本語のアナウンスがあり、ようやく場内は落ち着きを取り戻し始めます。
その後、ボウイさんによる「DOZO!」の言葉に続き、再び『Heroes』の演奏がスタートしたとか。あらためて屋外イベントにおける大群衆の恐ろしさを思い知らされる出来事でした。
参照 : 昭和58年10月31日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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