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【今日は何の日?】11月4日=日本マクドナルドの1号店が閉店する(1984年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど40年前の1984(昭和59)年。日本国内のマクドナルド1号店となった東京・銀座三越店がこの日をもって閉店となりました。
同店は71(昭和46)年7月にマクドナルド・ハンバーガーの日本進出第1号店としてオープン。その当時、ハンバーガーは多くの日本人にとって、アメリカ発の映画やアニメの中で、よく見聞きはするのだけれども、実際には食べたことがないという食べ物の筆頭でした。ポパイの友だち(ウインピー)がいつも食べているアレ...という認識です。
そんな時代にマクドナルド1号店は「右手にハンバーガー、左手にコーラ」といった米国の飲食スタイルを持ち込む嚆矢となりましたが、同時に「オトナの街」というイメージがつきすぎて、若者の足が遠ざかりつつあった銀座へと、再びヤング層を呼び戻すという功績もあった模様です。
1号店となった銀座三越店には店内に飲食スペースがなく販売のみという形式。そのため銀座の老舗旦那衆から「路上の立ち食いは品が悪いし、ゴミも出る」とクレームもつきがちでした。そんな流れから11月2日に、銀座三越店から50mほど離れた築地寄りに店内に飲食スペース用のイスも設置された晴海通り店が新たにオープン。入れ替わりに銀座三越店が閉店となったのでした。
閉店の前日(11月3日)も銀座三越店には若者を中心とした長蛇の列。そんな様子を歩行者天国のパラソルで休みつつ眺めていたサラリーマンは「食べながら歩くわけじゃないから、いいと思うけれど...」と語るなど、オープンから13年で姿を消すこととなった銀座名物を惜しむ声もあったようです。
参照 : 昭和59年11月4日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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