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【今日は何の日?】11月15日=拾ったフグで中毒死・銀座(1960年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
64年前の1960(昭和35)年。早朝6時ごろ、東京・中央区銀座東(現・銀座)8丁目の文海公園内に済む資源回収業の男性(52歳)がサカナのゴッタ煮を食べたところ、2時間後の朝8時ごろに倒れ、付近の病院へと搬送されたものの、そのまま死亡。監察医務院で解剖した結果、死因は「フグ中毒」と判明しました。
同じく同公園内に住む資源回収業男性(42歳)も、死亡した男性からサカナのゴッタ煮をもらい、一緒に食べていましたが、同じく中毒症状を起こしたものの、一命は取りとめました。
中央保健所で問題のフグの入手先を調べていたところ、死亡男性はどうやら、築地や銀座方面の料亭などが捨てたフグの内臓を拾って食べたものらしいと判明。フグを調理した後の内臓は、鍵のついた容器に入れ、焼くなどして厳重処分することになっています。
この事故はこの年になって初のフグ中毒となりました。中央区衛生局では本格的なフグシーズン到来を控え、料理店などでの取り扱いを厳重にするよう、改めて警告することとなりました。
参照 : 昭和35年11月16日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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