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【今日は何の日?】11月16日=日米野球の賞品で、とんだ「ヘルメット違い」(1971年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
53年前の1971(昭和46)年。昼1時30分から名古屋・中日球場で日米野球の第17戦「ボルチモア・オリオールズ vs 中日・巨人連合軍」の試合が行われました。
はるばる米国から来日したオリオールズ勢には連日、試合で活躍した選手に豪華賞品がプレゼント。その日の賞品は球場へと向かう途中であらかじめ発表され、これをもってオリオールズ勢を発奮させる仕掛けともなっていました。
この日の豪華賞品は陶器セット、羽子板、兜などと発表。ところが監督賞とされた立派な兜を、通訳氏が「ヘルメット」と説明してしまいました。
それを耳にしたアール・ウィーバー監督(当時41歳)は「オレは打者じゃないんだからいらん。ブルックス(ロビンソン=三塁手で当時34歳)、お前にやるよ」⇒「いや、ボクだってヘルメットは1つもあれば十分だから、いりませんよ」と不毛なヘルメット談義に...。
ところが、いざ中日球場に到着して賞品の実物を目にすると、一同の態度が豹変します。ヘルメットの正体は、それはそれは立派な兜の置物だったのです。
ウィーバー監督は「こりゃ大変だ。サムライ・ヘルメットじゃないか。これは誰にも渡さんぞ!」とあっさり前言撤回したそうです。
大谷翔平選手が在籍していた頃のロサンゼルス・エンゼルスで、ホームランを打った選手に日本産の兜を被せる"儀式"が流行ったことがありましたが、当時から外国人にとって兜こと「サムライ・ヘルメット」は神秘的かつ魅惑の存在であるようですね。
参照 : 昭和46年11月17日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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