#11月18日#サザエさん#ニッポン放送#ヤン坊ニン坊トン坊#ラジオドラマ#今日は何の日?#山下与志一#巌金四郎#昭和38年#横山道代#独身#谷幹一#露原千草
【今日は何の日?】11月18日=サザエさんが独身に戻ってしまう(1963年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
61年前の1963(昭和38)年。55(昭和30)年1月に放送スタート以来、ニッポン放送の朝の人気番組だったラジオドラマ『サザエさん』(月~土曜、朝8時~8時15分)が、この日よりスタッフ、キャストともに大幅にリニューアルしました。
現在も続くテレビアニメ版(69年10月~、フジテレビ)も、江利チエミさん主演のテレビドラマ版(65年11月~、TBS)も、まだ放送されていなかったこの時期、漫画(長谷川町子さん作)以外のサザエさんといえば、このラジオドラマでした。
放送8年を迎え、脚本は2年前に放送スタートしていたNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)を『娘と私』(61年)、『あしたの風』(62年)、『あかつき』(63年)と3作連続で担当し、『水道完備ガス見込』(60年、NETテレビ)などホームドラマを執筆していた山下与志一(やました・よしいち)さんが担当。
声の出演も、サザエさんが市川寿美礼さんから横山道代さん(現・通乃=当時27歳)、父親役が東野英治郎さんから民放初出演となる巌金四郎さん、母親役が三戸部スエさんから露原千草さんへと全面的に一新。2年前(60年11月)の放送で結婚へと至り、サザエと夫婦となったものの、再び恋人へと逆戻りしたマスオ役はコメディアンとしてもおなじみの谷幹一さんが担当することとなりました。
新たにサザエ役を担当することになった横山道代さんは、NHKの児童向けラジオドラマ『ヤン坊ニン坊トン坊』(54~57年)でニン坊役を演じ、ヤン坊役の里見京子さん、トン坊役の黒柳徹子さんとともに「NHK三人娘」と呼ばれ、その他、数々の映画やドラマで活躍していた人気女優です。
リニューアル初日となったこの日の放送では、東京郊外へと引っ越したイソノ家の面々が荷物の整理に四苦八苦しているところに、サザエの恋人らしき青年・フグ田マスオがやってくるという筋書きで再スタートしたそうです。
参照 昭和38年11月18日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。