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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/11/20

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【今日は何の日?】11月20日=防衛庁の日米安保PR映画撮影隊が渡米(1966年)/ 雑学ネタ帳

11月20日(防衛省).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1966(昭和41)年。防衛庁(現・防衛省)が来たる67(昭和42)年から、映画による国防PR作戦の展開を決定。その映画タイトルは『日米安全保障体制』なる、かなりおカタい物でした。

防衛庁からの依頼で映画制作を担うことになったN社のロケ班がこの日、米国に向けて出発。現地では米軍が誇るICBM(大陸間弾道ミサイル)基地ポラリス潜水艦第七艦隊など、当時の最新鋭兵器をカラーフィルムにて撮影しまくり、帰国後にこれら貴重な映像素材を40分程度の映画に編集するというのがミッションです。

防衛庁サイドは「日本の安全が米軍の強い軍事力に支えられている現実を明らかにしたい」「とかく、なおざりにされがちな国防問題が一般の話題になれば、まず成功――」と鼻息も荒かったようですが、その一方で「本当の腹は三次防(第三次防衛力整備計画)を前にして、予算がほしいのさ」なんて勘繰りもチラホラ聞かれたそうです。

 参照 : 昭和41年11月20日付の朝日新聞朝刊

        文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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