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【今日は何の日?】11月23日=豊島園に世界初の室内スキー場がオープン(1958年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
66年前の1958(昭和33)年。雪が少ない都内でも、冬季限定でいつでもスキーが楽しめる世界初の室内スキー場が豊島園(としまえん=東京・練馬区)に完成。この日、開場式と初滑りが行われました。
高さ16m、面積3,300平方mのカマボコ型建物は、もともと豊島園内にあった「こども劇場」を改装したもの。内部には高さ6.5m、幅10m、長さ800m、傾斜23度20分のゲレンデを設置。滑走面積は2,150平方mで、ロープウェー(リフト)2台も備えられ、総工費は約1億円也!
使用される雪は1日120トンの人造氷をアイスクラッシャー(砕氷機)で粉にして撒くという仕組み。雪質はザラメ雪程度となり、前日(11月22日)に早稲田大学のスキー部員がテスト滑走した結果は好評だったそうです。
この日は午前10時から正午まで、56年イタリア・コルチナ・ダンペッツォ五輪にて回転で銀メダルを獲得した猪谷千春(いがや・ちはる=当時27歳)選手らを招いての模範滑走が行われました。
午後1時からはいよいよ開場式。高松宮殿下によるテープカットと同時に一般公開がスタート。入場料は1時間につき100円だったそうです。
参照 : 昭和33年11月23日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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