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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/11/25

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【今日は何の日?】11月25日=米軍に接収されていたパレスハイツが返還される・東京都千代田区(1958年)/ 雑学ネタ帳

11月25日(国立劇場).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

66年前の1958(昭和33)年。終戦後に米軍に接収されていた東京・千代田区隼町パレスハイツ旧日本陸軍航空本部跡)7万2,600平方mが、日本政府民間所有者である日本勧業銀行(勧銀)の頭取・土屋武芳さんら11人へと返還されました。

場所は皇居のお堀を挟んですぐお隣。数多い米軍接収地の中でも、もっとも東京の中心にありました。国有地部分(6万1,710平方m)には国立劇場写真)と最高裁判所が建てられることとなり、午後3時から行われた返還式には、それを喜ぶ小宮豊隆さん久保田万太郎さん藤原義江さん山本安英さん花柳寿輔さん国立劇場設立準備協議会のメンバーと、最高裁横田正俊事務局長らが出席。

在日米陸軍司令部エルトリッチ副参謀長から「首都の中心のこのような美しい場所を長く使わせてもらったことを米軍兵士、家族は忘れないつもりだ」と挨拶があった後、米国の星条旗が静かに降ろされ、それに代わって日本国旗の日の丸が高々と掲げられました。

続いて同副参謀長から、鈴木・東京調達局長に管理権を移す意味となる大きな木製の鍵が手渡され、同局長からはさらに大蔵省関東財務局の木下管財次長へと引き継がれて返還式は無事に終了。

大蔵省では文化財保護委員会から申請があり次第、同地を文部省へと移管し、また民有地部分の1万890平方mは、調達庁から民間所有者へと返還されることに。また米軍のカマボコ型兵舎の約100棟は解体されたうえで、慈善団体へと寄付されることとなりました。

 参照 : 昭和33年11月26日付の毎日新聞朝刊


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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