#12月8日#JT#いこい#たばこ#ひびき#やまと#エコー#セブンスター#ニコチン・タール含有率#ハイライトデラックス#ピース#ルナ#今日は何の日?#富士#専売公社#愛煙家#日本たばこ産業#昭和44年#銘柄別売れ行き
【今日は何の日?】12月8日=専売公社がたばこの銘柄別売れ行きを発表(1969年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
55年前の1969(昭和44)年。専売公社(※現在は民営化されて日本たばこ産業株式会社=JTに)がこの日、各たばこの銘柄別売れ行きを発表しました。
その直前、専売公社では各たばこのニコチン・タールの含有量を発表。喫煙者が激減した現在では考えられない数値ですが、この年の全年齢喫煙率は男性が79.1%、女性が15.4%(※専売公社の全国喫煙者率調査)と、男性に限っては約8割が喫煙者という時代にあって、「ニコチン・タールは健康に害」「たばこは肺がんのもと」といった風潮が浸透するきっかけとなりました。
その結果、早くもニコチン・タールの含有量が最高の「やまと」は3割にダウン。「いこい」「ひびき」「ハイライトデラックス」なども軒並み、9割台へと落ちました。
それに代わってニコチン・タール含有量の少ない「ルナ」は2倍半、「エコー」「セブンスター」も3割、2割と急激に売り上げを伸ばしており、愛煙家たちの嗜好も健康方面へとシフトしていることが裏付けられました。
ただし、比較的ニコチン多めな「富士」や「ピース」だけは、独特の風味に固定ファンが多い様子で、売れ行きはまったく変化しなかったとか。
専売公社では、これらのデータをもとに「ルナ」や「セブンスター」など、低ニコチンたばこの生産量を2倍に増やすこととなったそうです。
参照 : 昭和44年12月9日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。