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【今日は何の日?】12月20日=ただ一人、電話番号が75年間変わらなかった人が表彰される(1965年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
59年前の1965(昭和40)年。電電公社(現・NTTグループ)はこの日、電話の開通から75周年を祝う記念式典を開催。その節目に調査したところ、電話の開通(1890=明治23年)から75年間、ただの1度も加入番号が変わらない人が、国内にたった1人だけ存在することが判明し、式典にて表彰する運びとなりました。
その人物...というか商店は、東京・江東区深川佐賀町(現・佐賀)2丁目にある肥料商「岩出惣兵衛商店」でした。同商店は江戸時代の元禄年間に開業し、当時の社長である岩出健一さんで12代目となる老舗。9代目の岩出常住さんが当主だった1890(明治23)年、電話の開通と同時にいち早く電話を引いたそうです。
その番号は「230番」。管轄の電話局こそ本局から始まって、浪花局、本所局、深川局と変遷したものの、関東大震災(1923年)、東京大空襲(1945年)を経てもなお、「0230番」のままであり続けたのです。
電電公社から表彰の知らせを聞いた同商店では「別にこちらから番号を変えないで、とお願いしたことはありません。電話局の好意と幸運ですかな」と語っていたそうです。
参照 : 昭和40年12月10日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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