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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/01/04

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【今日は何の日?】1月4日=電子戦隊デンジマンが命がけの消火活動!(1981年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

44年前の1981(昭和56)年。午後1時25分ごろ、東京・後楽園ゆうえんち(現・東京ドームシティアトラクションズ)の野外ステージで火災が発生。お正月休みにヒーローショーを楽しんでいた子どもたち約2,000人と、その保護者ら約1,000人が避難するという騒ぎがありました。

火災が起きたのは、同遊園地のコースターランド内にある野外劇場仮面ライダーV3電子戦隊デンジマンなど、テレビ番組のヒーローが出演する「せいぞろいだよ!スーパーヒーロー」の上演中、ステージ東側の階段付近から出火しました。

同遊園地の営業企画担当者がショーの司会者に「観客退場!」と大声で指示するとともに、自衛消防隊約40人が消火器屋外消火栓からの水で消火にあたりました。やがて小石川消防署からも13台の消防車が出動し、約20分後には舞台の壁階段のベニヤ板など約7平方mと、アクション用のマット6枚を焼いただけで消し止め、不幸中の幸いでケガ人は出ませんでした。

火災が起きたのは、ちょうどデンジマンらヒーローが悪者をやっつけるシーンの真っ最中。はじめはこの火災もショーの演出の一部とカン違いされてしまい、集まったちびっ子たちも「大丈夫。デンジマンがすぐに消してくれるよ」と安心していたそうです。

しかし、出演するヒーローたちが消火器片手に血相を変えつつ駆け回る姿と、さらに炎が3~4mも燃え上がる様子を見て、ようやく本物の火事だと認識されたそうです。

警視庁富坂警察署の調べによると、ステージ左側の階段に備えつけてあった速火線(ショーなどで使用される導火線)の火花が、風で飛ばされたゴミなどに引火し、ベニヤ板へと燃え移ったモノと見られています。

この火事により、この日のショーは中止となりましたが、翌1月5日からは予定通りに開催されたそうです。

デンジマンなど特殊なマスク舞台用衣装を装着しての消火活動は、思わぬ引火予期せぬ酸欠など大変な危険を伴うため、演者さんたちは文字通り「命がけの消火活動」を行った勇敢なヒーローといえるでしょう。
 
 参照 : 昭和56年1月5日付の毎日新聞朝刊 

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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