【今日は何の日？】1月15日＝78歳男性2人が成人式に出席・仙台（1976年）／雑学ネタ帳

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介護のみらいラボ編集部コメント

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49年前の1976（昭和51）年。仙台市主催の成人式（会場は宮城県スポーツセンター）に、なんと78歳男性2名が"新成人"として出席する珍事がありました。

まず、仙台市新寺小路（現・若林区新寺）に住むNさん（78歳）宅に成人式の招待状が届いたのがコトの始まりでした。Nさんは明治30（1897）年生まれでしたが、これを仙台市教育委員会が「昭和30（1955）年」と読み違えて招待状を送ってしまったのが原因でした。

仙台市教育委員会は58年遅れの招待状にビックリ仰天しているNさんに平謝りしつつ「一度出した招待状、よかったら(成人式に)に来ませんか？」と粋な提案。Nさんは「こいつは春から縁起がいい」と大喜びです。

同様のミスで招待状が送られてきた仙台市原町南目二軒茶屋南(現・若林区二軒茶屋)に住むKさん(78歳)は子ども7人、孫15人、ひ孫2人がいる大おじいちゃんでしたが、この日は本物の成人式を迎えた孫娘と一緒に出席。

会場で顔を合わせたNさんとKさんは、着飾った若い娘さんたちに囲まれつつ「お互い若返った気持ち。長生きしますぞ」と笑い合っていたそうです。

　　参照 : 昭和51年1月14日付、16日付の毎日新聞朝刊

　　　　　　　文／高木圭介

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