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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/01/25

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【今日は何の日?】1月25日=国鉄上野駅のホームに「負傷スキーヤー専用車」がお目見え(1959年)/ 雑学ネタ帳

01月25日(スキーで負傷).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

66年前の1959(昭和34)年。冬場のレジャーとして、スキー人気が高まるとともに、負傷者も比例してうなぎ上り。1月の負傷者は25日までで、都心からの多くのスキーヤーが行き来する国鉄上野駅傷病記録簿に記載された数が50人。駅に届け出ないまま帰宅した人も同数いたと推測して、ざっと300人と見られ、前年(58年)の3割増となっていました。

そこで同駅では、荷台車を改造した「負傷スキーヤー専用車」をこの日の夜から運用することにしました。

構造は普通の荷台車に、木製のイス足をのせる板をつけたもの。係員の仕事は上野駅に到着した列車からタクシーまで静かに運ぶことですが、駅に常備されている13台の担架一人乗りの手押し車では、大仕事となってしまい、駅員一同で知恵を絞った結果が、荷台車を改造した専用車だったのです。「担架より、ぐっと能率的」と係員も得意顔だったとか。

栄えある(?)第1号の利用者となったのは、米国人の奥さま。ケガの痛みも忘れて「これは面白い!」と、その乗り心地に大喜びだったそうです。

 参照 : 昭和34年1月26日付の毎日新聞朝刊

        文 / 高木圭介


 

 

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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