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【今日は何の日?】1月26日=看護婦が電車にはねられ死んだと思われた男性を救う(1964年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
61年前の1964(昭和39)年。昼ごろ、京王帝都電鉄井の頭線の高井戸~富士見ヶ丘間にて、線路工事中の男性(30歳)が下り電車にはねられる事故が発生しました。
男性は全身血だらけ。すでに呼吸も止まっていたため、駆けつけた警察官は男性が死亡したと判断し、粗むしろをかけたのでした。
ところが、この様子を電車の中から見ていたのが、目黒区の三宿病院に勤務する看護婦(現・看護師)女性(25歳)でした。女性はとっさの判断で電車から駆けおりてくると、血だらけの男性の脈を取ります。まだ、かすかに脈が打っているのを確認すると、すぐに救急車を手配しつつ、自らのマフラーを切っては止血処置。目覚ましくも迅速な手当てのかいがあり、死んだと思われた男性は、ついに息を吹き返したのでした。
2月19日の朝、警視庁高井戸署の署長室にて警視総監賞の賞状と金一封を贈られた女性は「看護婦としてあたりまえ...」とはにかみつつ、男性のその後の容態を心配していたそうです。
参照 : 昭和39年2月19日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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