#2月2日#トラ#トラ箱#メストラ#今日は何の日?#会社員#公務員#大トラ#昭和43年#東京酔っぱらい白書#警視庁#酔っぱらい保護所
【今日は何の日?】2月2日=警視庁が公式に「メストラ」急増を発表(1968年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
57年前の1968(昭和43)年。警視庁がこの日、昭和43(1967)年の「東京酔っぱらい白書」を発表しました。
最近では口にする人も減り、やや"死語"ともなりつつつありますが、かつては酔っ払いのことを「トラ」or「大トラ」、女性の酔っ払いを「メストラ」と称していました。
発表された酔っぱらい白書によると、前年(67年)に都内2か所に設置された酔っぱらい保護所にぶち込まれた大トラは2万6,569人。そのうち、なんと1,300人が女性であることが判明。前年比でなんと15.6%増という空前の伸び率を示したのでした。今でこそ女性の酔っ払いなど珍しくもありませんが、当時、この数字はかなり衝撃的だったようです。
その内訳はオカッパ頭を振り乱した15歳の少女から、60歳の女性...ちなみに当時の新聞記事では「アル中ばあさん」と表記されており、今ならばクレーム必至ですね。
職種も会社員、公務員を含めて種々雑多。そんな猛々しき"メストラ"の三大メッカとなっているのは浅草、新宿、池袋と判明。またメストラたちが暴れだすのは土曜日が圧倒的に多いというデータも提示されました。
当時、酔っぱらい保護所の"トラ箱"は、オール男性用となっていたため、警視庁では時代の変化に対応し、女性専用のトラ箱設置を真剣に検討し始めたそうです。
参照 : 昭和43年2月3日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。