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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/02/07

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【今日は何の日?】2月7日=映画撮影のため、富士急行が異例の3日間運休(1955年)/ 雑学ネタ帳

02月07日(富士急).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど70年前の1955(昭和30)年。富士山麓電鉄富士急行線富士吉田河口湖間の3.1km区間がこの日より3日間、朝7時30分から夕方4時まで運休。その間、お客さんは用意されたバス10台にて輸送されることとなりました。

この運休は米20世紀フォックス社の映画『東京暗黒街・竹の家』(サミュエル・フラー監督=日本公開は同年8月28日)撮影によるもの。戦後の日本を舞台としたこのサスペンス映画は、浅草月島銀座横浜港鎌倉、そして山梨県内で43日間にわたって撮影が行われ、フラー監督をはじめ、主演のロバート・ライアン早川雪洲さん山口淑子(李香蘭)さんら俳優、スタッフら100余名は河口湖畔の宿舎へと入り、山梨ロケに備えたそうです。

富士急の路線がロケ地に選ばれたのは、一にも二にも日本を代表する富士山をバックに、蒸気機関車(SL)が走るシーンを撮りたいという制作側の意向。富士山麓電気鉄道という社名の通り、富士急は開業(1929年=昭和4年)と同時に電化されていたため、SLが同電鉄の線路を走行したことはなく、この日は国鉄の大月駅を経由して初めて同線にSLを搬入することに。

そして映画冒頭で富士山をバックに疾走するSLのシーンや、米国人のギャングが貨物列車を襲撃するシーンなどが撮影されています。

当初、富士急では20世紀フォックス側の「映画撮影のための運休依頼」を断ったものの、外務省運輸省、同じく撮影に協力した東京都山梨県からも要請があり、さらに「観光地を海外に宣伝するにはいい機会だ」と地元からも強い要望があったことから了承。異例の3日間運休に踏み切ったそうです。

 参照 : 昭和30年2月7日付の毎日新聞朝刊

             文 / 高木圭介


 

 

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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