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【今日は何の日?】2月13日=新宿駅改札が水浸しに ~ モップ隊が人力で惨事防ぐ(1981年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
44年前の1981(昭和56)年。午後1時20分ごろ、新宿の京王百貨店(東京・新宿区西新宿1丁目)1階南側の女子トイレから突然、水があふれ出し洪水騒ぎとなりました。
水は階段を伝って、地下1階へと流れ込み、一時は国鉄(現・JR東日本)の中央西口改札、京王線の西改札口付近までが水浸しとなってしまい、同百貨店の店員や駅員ら約100人がモップを片手に防水に努め、百貨店の売場や電車乗降口への浸水を何とか食い止めました。
水が噴き出し始めたのは女子トイレの洗浄用水道管(直径約3cm)。その接続部分が突如、外れてしまい、水がドッと噴き出したのです。同百貨店の用水タンクは屋上(11階)にあるため、水圧が高く、激しい勢いで水が通路へと流れ出し、階段から地下へと滝のように流れ落ちたのです。
深い所では5cmもの水かさとなり、お客さんはあわてて2階へと避難したり、駅員の誘導で別の改札口へ。その間、同百貨店では男子店員総出で入口にてモップによる防波堤を作り、浸水を食い止めたのです。人力のモップ隊が人力により「最悪の事態」を阻止した形となりました。
同百貨店では1年半前から館内の給水管取り替え工事を続けており、水が噴き出した管は2~3週間前に取り替えたばかり。工事の際に接続部分の締め方が不十分だったことが、洪水騒動の原因と見られています。
参照 : 昭和56年2月14日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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