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【今日は何の日?】2月20日=撃墜された旧陸軍機「飛燕」が34年ぶりに発掘・館林市(1979年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
46年前の1979(昭和54)年。終戦(1945年8月15日)の約半年前となる2月16日に群馬・館林市上空で米軍機との空中戦で撃墜され、地中に突っ込んだままとなっていた旧日本陸軍の三式戦闘機「飛燕(ひえん)」がこの日、乗員の遺骨とともに掘り出されました。
乗員は沖縄県出身の新垣安雄中尉(当時25歳)。那覇市から駆けつけた実妹の中村和子さん(54歳)が見守る中、遺骨、飛行服、機体の破片などが次々と掘り出されました。驚くことに飛行服下の毛糸のセーターは、ほぼ原形を保っていたそうです。
墜落当時は湧き水があったため、発掘ができませんでしたが「いつまでも土の中ではかわいそうだ」という地元の要請により、自衛隊員らが本格的に発掘することに。34年ぶりに新垣中尉の遺骨は遺族のもとへと帰れることに。
飛燕の機体破片は「歴史の証人にしたい」と館林市で保存することとなりました。
参照 : 昭和54年2月21日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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