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【今日は何の日?】2月22日=WHO勧告により、タバコの製造・販売が中止?(1976年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
49年前の1976(昭和51)年。この日の朝、東京・渋谷駅付近のタバコ自動販売機に「WHO(世界保健機関)の勧告により、タバコの製造・販売を中止にすることになりました 専売公社」なる文句の記されたステッカーが貼られ、愛煙家たちを驚かせました。
警視庁渋谷署が調べたところ、ほかにも7か所のタバコ自販機に、同じステッカーがペタリと貼り付けられていたそうです。
ステッカーはタテ7.3cm、横18cmで、えんじ地に黄色で文字が描かれ、写植印刷されたもの。文字もゴシック体と明朝体が使い分けられており、まだパソコンもワープロも家庭用プリンターもなかった時代にしては、かなり本格的なものだったのです。
相次ぐタバコの値上げに対する庶民側からの反抗心が、このような手の込んだイタズラに走らせたのでしょうか? 嫌煙派の意見が強くなり、愛煙家がどんどん追いやられている約半世紀後の現在ならば、本気にしてしまう人も多かったことでしょう。
イタズラとわかってはいても、警察としては黙っているわけにもいかず威力業務妨害と軽犯罪法違反にて捜査を始めたとか。
参照 : 昭和51年2月23日付の毎日新聞
文 / 高木圭介
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