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【今日は何の日?】2月26日=鎌倉市役所が火事で全焼 ~ 主要書類の大半が消失(1962年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
63年前の1962(昭和37)年。夜9時10分ごろ、鎌倉市小町(国鉄鎌倉駅東口)にあった鎌倉市役所の新館市議会委員会室から出火。同木造モルタル2階建てと廊下続きの旧館木造2階建ての計2棟(1,894平方m)を全焼して、深夜0時にようやく鎮火。税務関係の課税台帳など主要書類の大半を焼失してしまいました。
現場は国鉄鎌倉駅から約200mの若宮大路に面した鎌倉市の中心部。約150m離れた場所には鎌倉消防署がありましたが、出火した新館2階の窓が閉じられていたことから、同署の望楼(ぼうろう=遠くを見るためのやぐら)から発見した時には、すでに火は2階の全面に広がっており、水の便が悪かったことも重なり、同署をはじめ近隣の各消防署から20台もの消防車が駆けつけたものの、すでに手のつけようがない状態だったそうです。
この火災により、市役所内のロッカーを運び出そうとした左官職の男性(27歳)が左手中指切断で1か月の重傷を負ったほか、3人が手足に軽い打撲傷を負いました。
市役所の焼失に伴い、7年後の69(昭和44)年には国鉄の線路を挟んで反対側の西口、旧御成中学校があった場所に現在も使用される新市庁舎(写真)がオープンしました。しかし、その建物もすでに築56年が経過とあり老朽化が目立つようになりました。
現在、現市庁舎より北西に約3km、JR村岡新駅(大船~藤沢間)の新設に伴う再開発で注目が集まる、湘南モノレールの湘南深沢駅そばに市役所を移転、3代目となる新市庁舎の建設が計画されています。
参照 : 昭和37年2月27日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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