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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/02/27

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【今日は何の日?】2月27日=国鉄宮古線が待望の開通(1972年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1972(昭和47)年。岩手県宮古市と同県下閉伊郡(しもへいぐん)の田老町(現・宮古市)を結ぶ国鉄宮古線(宮古~田老間の12.8km)がついに完成。日本中の注目が「あさま山荘事件」(2月28日に終結)に集中する中、喜びの開通式が行われました。

この路線は青森県と宮城県を結ぶ三陸縦貫鉄道の一部。その計画は古く、1922(大正11)年に工事予定線になったものの、戦争などの影響で長くお蔵入りとなっていたのです。67(昭和42)年となって、工費32億円でようやく着工し、晴れてこの日を迎えたのでした。

途中の6km以上は「トンネルの中」というモグラ路線で、100円の収益をあげるのに400円も経費がかかると言われる国鉄時代ならでは典型的な赤字ローカル線と目されての開通でした。それでも人口が減るばかりで、頼みの綱であった銅鉱山も前年(71年)末のドルショックにより閉山したばかりと、沈んでいた地元・田老町にとっては、大きな朗報だったのです。

宮古線の開通をきっかけに、陸中国立公園の自然美をアピールし、観光客の誘致をしようと地元は皮算用で満々だったそうです。

同路線は84(昭和59)年の第三セクターへの転換を経て、現在は三陸鉄道リアス線(北リアス線)として親しまれています。

 参照 : 昭和47年2月28日付読売新聞朝刊

     文 / 高木圭介


 

 

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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