#10万円#2月28日#フランス#ブルゴーニュ地方#ロマネコンティ#今日は何の日?#抱き合わせ商法#昭和49年#横浜税関#西銀座#超高級ワイン
【今日は何の日?】2月28日=横浜税関に「1本10万円」の超高級ワインが持ち込まれる(1974年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
51年前の1974(昭和49)年。この日、横浜税関に「1本10万円也」という、当時の感覚からすると超高級なワインが持ち込まれ、大きな話題となりました。
そのワインとは、この時からたった4年前、1970年物の「ロマネコンティ」です。フランスのボルドーと並ぶブドウ産地・ブルゴーニュ地方が誇る美酒として知られ、当時も世界中のワイン通にとって垂涎の的でした。
この超高級ワインの輸入元なった東京・西銀座のレストランの話によりますと、1970年物は他の銘柄のワイン11本との"抱き合わせ"で売られるため、計60ケース(720本)も買い入れて、やっとこさ60本を確保できたという苦労の賜物。
高級品には慣れっこの横浜税関でも「10万円台のワインは初めてお目にかかった。おおかた宣伝材料にするのでは?」といった見方。しかし、レストランの支配人曰く「いいえ、ワイン通のお客様は、いくらでもお召し上がりになります」と自信たっぷり。
この支配人の見立て通り、その後の日本国内では高級ワイン市場はウナギのぼり。物価の違いはあれど、当時、10万円で「超高級」と称されたワインも現在では、数百万円から、中には1,000万円近い価格で取り引きされているモノまであるそうです。
参照 : 昭和49年3月1日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。