#NASA#アルデバラン#カール・セーガン#ケープカナベラル空軍基地#ヌードメッセージ#パイオニア10号#ボトルメール#ヴァン・アレン帯#今日は何の日?#全裸の男女#太陽系外#惑星探査機#木星#磁気圏#米航空宇宙局
【今日は何の日?】3月2日=宇宙人に"ヌード"のメッセージを託したパイオニア10号が打ち上げ・米国(1972年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
53年前の1972(昭和47)年。NASA(米航空宇宙局)がケープカナベラル空軍基地(現・ケープカナベラル宇宙軍基地=フロリダ州)からアトラス・セントールロケットに搭載し、惑星探査機 パイオニア10号を打ち上げました。
パイオニア10号には、NASAにおける惑星探査を指導を行っていた天文学者、SF作家でもあるカール・セーガン氏の提案により、太陽系以外の宇宙に存在するかもしれない生物に対して「太陽の近くの地球という星に、人類という生物がいる」とのメッセージを送る計画を実施することに。いわば文字を使用しないイラストによる"ボトルメール"を宇宙空間に漂わせようという計画です。
そのメッセージはタテ15.2cm、横22.9cm、厚さ1.27mmの金箔で包まれたアルミ板をパイオニア10号にとりつけるもの。そこには人類の形態を示すため、全裸の男女が並んで立つ姿をイラストで現し、男性は友好の証として右手を挙げています。男女が立つ背後には、人間の大きさと同じ縮尺によりパイオニア探査機の外形が記され、これにより宇宙人が地球人の大きさを推定できるという仕組みです。
そのほかにも地球を含む太陽系の9つの惑星の位置関係や、宇宙における太陽の位置などが刻まれました。
宇宙人へのメッセージが取りつけられたパイオニア10号は、この年12月4日に木星へ約20万kmまで最接近し、木星や周辺の衛星の画像を送信し、木星の強力な磁気圏やヴァン・アレン帯の観測を実施。80年代のうちに太陽系を飛び出し、2003年1月に最後の信号を地球に送信した後、完全に連絡が途絶えました。
現在は地球から53光年離れたアルデバラン方向へと移動中と推測。仮にパイオニア10号がアルデバランに達するとしても、それは170万年後となるそうですから、なんともスケールの大きな話です。それまでに、どこかの宇宙人が、このヌードイラスト付きのメッセージを目にしてくれることに期待しましょう。
参照 : 昭和47年2月25日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。