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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/03/05

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【今日は何の日?】3月5日=地下鉄工事現場専門の鉄材泥棒が捕まる・杉並区(1961年)/ 雑学ネタ帳

03月05日(東高円寺駅).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

64年前の1961(昭和36)年。営団地下鉄荻窪線(現・東京メトロ丸ノ内線)の工事現場を専門に、レールなどの鉄材を片っ端から盗んでいた一味12人が、この日の朝までに警視庁杉並署に全員逮捕されました。

犯人はいずれも新宿区柏木2丁目(現・北新宿2丁目)の運送店で働く運転手助手。主犯格は22歳21歳の男でした。

調べによりますと、泥棒一味は1月14日の午後6時ごろ、杉並区高円寺2丁目(現・高円寺南1丁目)の工事現場、現在の東高円寺駅周辺の地下鉄工事現場から、レール鉄材を約2トン(14万円相当)を盗み出し、捕まるまでに60件(200万円相当)もの盗みを働き、それを1/10ほどの値段で売りさばいていました。

運送会社で働くだけあり、工事現場には精通する一味の手口は単純にして、盲点を突いたもの。 作業中の現場に堂々と大型トラックで乗りつけては、「ご苦労さん!」などと愛想をふりまきつつ、重い鉄材を運び出しトラックへと積み込んで盗み出すというものでした。

あまりに堂々としているため、他の作業員たちも、てっきり別の下請け業者だとばかり思い込み、まさか泥棒だとは思わなかったそうです。

片っ端からレールが盗まれてしまう窃盗事件により、荻窪線の工期はかなりの遅れが出てしまい、新中野~南阿佐ヶ谷間が開通したのは同年11月1日のことでした。

 参照 : 昭和36年3月5日付の毎日新聞夕刊

            文 / 高木圭介

      


 

 

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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