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【今日は何の日?】3月7日=立ち往生した新幹線の救援訓練が初めて行われる・綱島(1979年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
46年前の1979(昭和54)年。走行中の新幹線の全パンタグラフ(8個)が破損して立ち往生−−。そんな不測の事態を想定しての救援訓練がこの日の深夜、64(昭和39)年10月の開通以来、初めて実施されました。
訓練が実施されたのは横浜市港北区綱島付近の上り線路。終電後の深夜1時、関係者約100人が見守る中、立ち往生した(と設定される)列車の約3m手前に、東京方面からやってきた救援列車が停止。運転士らが両方の先頭車の直径1.4mのドームを取り外し、内部に隠された折り畳み式の連結器を取り出します。
そして、救援列車がさらに速度を落として立ち往生する列車にドッキング!
無事に連結作業が終了すると、列車は16両+16両の計32両、長さにして800mもの超ロング編成となり、ゆっくりと帰還先である品川車両基地に向かって動き出し、初の救援訓練は無事に終了しました。
報道陣は訓練その物よりも、新幹線車両のシンボルである先頭のドーム部分に連結器が隠されていたことに驚き、そのことを積極的にニュースにしていました。公の場で連結することがなかった当時、その事実はあまり周知されていなかった模様です。
参照 :昭和54年3月7日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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