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【今日は何の日?】3月16日=府中刑務所の"アベンジャーズ"が逮捕・南千住(1963年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
62年前の1963(昭和38)年。東京周辺にて約800万円相当もの盗みを働いていた8人組の男が、この日までに警視庁南千住署に逮捕されました。
逮捕されたのはそれぞれ42歳、36歳、37歳の住所不定・無職、台東区浅草清川町(現・清川)在住の靴職人(33歳)、荒川区南千住在住の会社員(22歳)、住所不定・競馬予想屋(36歳)、川崎市(現・幸区)古川町在住の焼き芋屋(58歳)、大田区新井宿(現・中央)在住の会社員(45歳)の8人。
8人はそれぞれ職業も年齢も住む場所もバラバラですが、それぞれに前科があり、府中刑務所で知り合った「同じ釜の(くさい)飯を食った」仲間だったのです。
きっかけは前年(62年)夏、36歳と37歳の住所不定無職男性が、競輪と競馬で所持金をすってしまい生活費にも困窮したことから、窃盗団の結成を計画。さっそく府中刑務所時代の仲間たちを呼び寄せます。
南千住在住の22歳会社員が勤める会社の車を持ち出させては、茨城や千葉、埼玉県内にまで遠征しては、会社や工場、商店などを荒らし回っていました。
62年9月22日の深夜2時ごろには、茨城・石岡市若松町(現・若松)の仕立工場から、既製服50着など50万円相当を盗み出したのをはじめ、この日までに45件、800万円相当を稼ぎ、盗んだ品物は川崎市在住の58歳焼き芋屋と、大田区在住の45歳会社員が時価の5分の1程度で売りさばくという見事な連携プレーで、泥棒稼業を成立させていたのでした。
参照 : 昭和38年3月17日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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