【今日は何の日？】3月18日＝ちびライオンが六本木をお散歩（1962年）／雑学ネタ帳

　《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

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63年前の1962（昭和37）年。お昼の12時50分ごろ、東京・港区麻布龍土町（現・六本木7丁目）の都電通りをライオンの子どもがヨチヨチとお散歩しているのを、通りがかった会社員男性（28歳）が発見。ただちに警視庁麻布署に届けました。

ライオンは小犬ほどの大きさで、体長50cmほどのメス。自動車にはねられそうになって、走ってきたのを会社員男性が拾い上げるように捕獲しました。男性は当初、小犬か大きめのネコだとばかり思っていたそうですが、その正体がライオンだと知ってびっくり！

麻布署では、ちびライオンに餌を与えつつ、パトカーを出動させてライオンの保護者を捜し回ることに。午後2時すぎになって、このちびライオンは日本テレビが番組のPR用に使うための動物だったと判明。

千代田区二番町の会社から横浜方面へと運ぶ途中、ちびライオンは小型トラックに積んであったオリを、スルリと抜け出しては春風に浮かれつつ、六本木界隈をお散歩と洒落込んでいたようです。

そのまま捕獲などされず、毛利庭園や檜町公園あたりで"野良ライオン"として成長する姿も見てみたかったような...。

　参照：昭和37年3月18日付の毎日新聞夕刊　

　　　　　　　　　　文／高木圭介

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