Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2025/04/04

#4月4日#七つの子#三浦朱門#今日は何の日?#作曲家#十五夜お月さん#日本のわらべ歌の音階#日本童謡の祖#昭和60年#本居長世#目黒不動尊#藤山一郎#西欧音階#記念碑#赤い靴#金田一春彦#除幕式#青い目の人形

【今日は何の日?】4月4日=日本童謡の祖・本居長世の記念碑が除幕式・目黒(1985年)/ 雑学ネタ帳

04月04日(本居長世の碑).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど40年前の1985(昭和60)年。「七つの子」「赤い靴」「青い目の人形」など数々の童謡を作曲し、"日本童謡の祖"と呼ばれた作曲家・本居長世(もとおり・ながよ)さん生誕百年記念碑が東京・目黒不動尊(目黒区下目黒)境内に完成。本居さんの100回目の誕生日にあたるこの日の午前、除幕式が行われました。

完成した碑は高さ1.5mの御影石製。本居さんのもとで歌を習った言語学者・金田一春彦さんの筆により「作曲家 本居長世の碑」と刻まれ、弟子にあたる歌手・藤山一郎さん(同記念碑建設実行委員会名誉会長)手書きによる「十五夜お月さん」の楽譜が彫り込まれています。

本居さんは1885(明治18)年4月4日、東京・下谷に誕生。1909(明治42)年、上野の東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)ピアノ科を卒業後、同校助教授となり、西欧の音階日本のわらべ歌の音階を巧みに取り入れ、歌いやすく新しい童謡を次々と作曲。 

記念碑の建設は藤山さんや金田一さんが関係者に呼びかけ、約800万円の建設費を集めたもので、終戦直後の45(昭和20)年10月、60歳で亡くなった本居さんが生前に住んでいた場所に隣接した目黒不動尊の境内に作られることとなったものです。

除幕式には藤山さんをはじめ約300人が出席。本居さんの曾孫にあたる菱倉宜子ちゃん(10歳)らによる除幕後、出席者全員で代表作の「十五夜お月さん」を合唱。三浦朱門文化庁長官らが祝辞を述べました。藤山さんは「ここを童謡の里として、童謡の復活に心をよせてほしい」と話していたそうです。

 参照 : 昭和60年4月4日付の読売新聞夕刊

   文 / 高木圭介


 


 

 

 


 

 

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事