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【今日は何の日?】4月6日=上野動物園「動物供養」でチンパン嬢が大暴れ(1956年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
69年前の1956(昭和31)年。上野動物園(東京・台東区上野公園)と下谷仏教会の共催で死んでいった動物たちを弔う「動物供養」が、午後1時より上野動物園の動物慰霊碑前で行われました。
供養には古賀忠道園長(初代=当時47歳)をはじめ、関係者約50名が出席し、同仏教会長の導師で法要が営まれました。台東区立忍岡小学校3年の倉村和子さん(8歳)が、かわいらしいお稚児姿で死んだ動物たちへの慰霊文を読んだ後、古賀園長らが次々と碑前に花を供えました。
静粛な雰囲気の中、しんみりと法要は進みましたが、異変が起きたのは動物たちを代表してロバやミドリザル、チンパンジーのメリー嬢が飼育係のおじさんに連れられて慰霊碑にお参りした直後でした。
この供養にて、はじめて人前に出ることとなったメリー嬢は、すっかり人垣に興奮してしまい大暴れ。お供えの花を周囲に投げつけるなど、なかなかの狼藉ぶりを発揮します。
ところが式場を取り囲んだものの、神妙な表情を強いられていた子どもたちは、突如発生した余興...というかアクシデントに目を輝かせつつ大喜び。その姿はプロレスの場外乱闘に興奮して会場内を元気に走り回る子どもたちのようなモノでしょうか?
大切な供養ではありますが、悪役レスラーよろしく、それを退屈では終わらせなかったメリー嬢にグッド・ジョブ!
参照 : 昭和31年4月7日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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