Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2025/04/06

#4月6日#お稚児さん#アクシデント#チンパンジー#ミドリザル#メリー嬢#ロバ#上野動物園#下谷仏教会#今日は何の日?#余興#供養#動物供養#動物慰霊碑#古賀忠道園長#台東区立忍岡小学校#悪役レスラー#慰霊文#昭和31年

【今日は何の日?】4月6日=上野動物園「動物供養」でチンパン嬢が大暴れ(1956年)/ 雑学ネタ帳

04月06日(チンパンジー).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

69年前の1956(昭和31)年。上野動物園(東京・台東区上野公園)と下谷仏教会の共催で死んでいった動物たちを弔う「動物供養」が、午後1時より上野動物園の動物慰霊碑前で行われました。

供養には古賀忠道園長(初代=当時47歳)をはじめ、関係者約50名が出席し、同仏教会長の導師で法要が営まれました。台東区立忍岡小学校3年の倉村和子さん(8歳)が、かわいらしいお稚児姿で死んだ動物たちへの慰霊文を読んだ後、古賀園長らが次々と碑前に花を供えました。

静粛な雰囲気の中、しんみりと法要は進みましたが、異変が起きたのは動物たちを代表してロバミドリザルチンパンジーメリー嬢が飼育係のおじさんに連れられて慰霊碑にお参りした直後でした。

この供養にて、はじめて人前に出ることとなったメリー嬢は、すっかり人垣に興奮してしまい大暴れお供えの花を周囲に投げつけるなど、なかなかの狼藉ぶりを発揮します。

ところが式場を取り囲んだものの、神妙な表情を強いられていた子どもたちは、突如発生した余興...というかアクシデントに目を輝かせつつ大喜び。その姿はプロレスの場外乱闘に興奮して会場内を元気に走り回る子どもたちのようなモノでしょうか?

大切な供養ではありますが、悪役レスラーよろしく、それを退屈では終わらせなかったメリー嬢にグッド・ジョブ!
 
 参照 : 昭和31年4月7日付の毎日新聞朝刊

          文 / 高木圭介


 


 

 

 


 

 

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事