#4月10日#今日は何の日?#住友生命社宅#品川区#大井町#少年窃盗グループ#春休み#昭和32年#東京都#東大崎#東急大井町線#般若の根付#般若党#補導#警視庁品川署#責任額#阪急デパート大井店
【今日は何の日?】4月10日=小中学生の窃盗グループ「般若党」の11人が補導・大井町(1957年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
68年前の1957(昭和32)年。警視庁品川署では東京・品川区立中学2年生・13歳少年を主犯とする小中学生の窃盗グループ「般若党(はんにゃとう)」の一味11人を補導しました。
13歳少年は両親が共働きということもあり、放任されたままという家庭環境。3月末に区内にある住友生命社宅から配達された牛乳を盗んだことをきっかけに泥棒稼業に目覚めます。やがて春休み中でブラブラしていた11歳から14歳までの小中学生10人を仲間へと引き入れ、窃盗グループを結成する運びに。
4月2日には、大井町駅前の阪急デパート大井店から、般若面の根付を11個ほど盗み、少年探偵団の「BDバッジ」よろしく、これを党員の証として流用。東急大井町線のガード下にて「般若党」の結党式を行います。なかなかのネーミングセンスですね。
般若党はさっそく4月6日夜には、区内東大崎の食料品店から缶詰11個を盗むなど、10日に捕まるまでに50件、数千円分の盗みを働きました。
般若党の掟は厳しく、13歳少年は「責任額」と称しては、必ず党員の頭数11人分の品物を盗ませることをノルマとし、これ果たせない場合は登山用ナイフで党員を脅すなどして、組織の統率をはかっていたそうな...。
参照 : 昭和32年4月10日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。