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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/04/12

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【今日は何の日?】4月12日=小川の表面が800mにわたり突如燃え上がる・東京都板橋区(1959年)/ 雑学ネタ帳

04月12日(水面の火事).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

66年前の1959(昭和34)年。朝7時50分ごろ、東京・板橋区志村中台町(現・中台)の主婦が、自宅裏を流れる幅1.5mほどの小川のそばでゴミを焼いていたところ、突如として小川の表面が燃え上がり炎は約800mにわたって水面の上に広がりました。

驚いた付近の住民らが総出で消火にあたり、火はすぐに消し止められ、民家などへと燃え移ることはありませんでしたが、小川のほとりで遊んでいた3歳の坊やが頭、顔、両手に約1週間の火傷を負いました。

なぜ、川面が燃え出したのか? 警視庁志村署の調べによりますと、上流にある理研ビタミン油株式会社(現・理研ビタミン)の工場で、エーテル石けん液メタノール混合液の加熱作業中だった工員の男性が、朝食のため温度調整を忘れ加熱したままの混合液500立方mを小川に流してしまったことが原因。そこにゴミを燃やしていた火が燃え移り、一気に川面が燃え上がったそうです。

川への混合液の垂れ流し、住宅街でのゴミ焼却など、現在では法的にも許されない行為ばかりですが、昔は自由だった反面、常にこうした危険と隣り合わせだったことがわかりますね。
 
 参照 : 昭和34年4月12日付の読売新聞夕刊

        文 / 高木圭介

                  

 


 

 

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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