#6月12日#コントロール#今日は何の日?#元プロ野球投手#兵庫県#姫路市#岐阜県#岡山県#広島県#強肩#愛知県#昭和60年#窃盗#西海学園高校#西鉄ライオンズ#那智黒石
【今日は何の日?】6月12日=元プロ野球投手が盗みの快速球!(1985年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど40年前の1985(昭和60)年。兵庫や岡山など5県下で、石を投げては窓ガラスを割ったうえで窃盗を繰り返していた男(44歳)が兵庫県警網干署に逮捕。この日までに約300件、2,000万円相当に上る盗みを自供しました。
男の手口にはかなり高度な専門的技術がありました。まずは硬くて重たい庭園用の敷石などに使われる那智黒石(なちぐろいし=写真)を約2mの距離から窓ガラスに投げつけます。そして手首が入るほどの穴を開け、カギを外しては内部に侵入するというモノでした。
捜査員はひび割れさせずに窓ガラスを貫通させる強肩ぶりと、そのコントロールの良さに感心するやら呆れるやら...。それもそのはず、男は元プロ野球の投手だったのです。
59(昭和34)年に長崎・西海学園高から西鉄ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)に投手として入団した男は、翌60(昭和35)年までの2年間に7試合ほど公式戦に登板して引退。それでも元プロ投手の強肩とコントロールはさすが。引退から四半世紀が過ぎても錆びてはいなかったということでしょうか?
男はさる4月13未明、姫路市勝原区のたばこ店に忍び込み、2万円を盗んで逃げる途中、網干署員の職務質問を受けて盗みを自供し、逮捕されていました。80(昭和55)年暮れから4月13日までの間に兵庫、岡山、広島、愛知、岐阜の各県内で同様の犯行を重ねていたことが判明。
家人が寝静まった夜間、いずれも騒音の激しい国鉄の線路沿いの家や、国道に面した家を集中的に狙うことで、ガラスの割れる音で気がつかれないよう細心の注意を払いつつ、得意の強肩をふるっていたようです。
参照 : 昭和60年6月13日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 電電公社が「都内の電話のかかり具合」の調査を公表(1962年)
・ NETテレビ『大正テレビ寄席』が放送スタート(1963年)
・ 片思いこじらせた男が勝手に婚姻届けを出して逮捕(1972年)
※SmartNewsなどのメディアでご覧の方は、「オリジナルサイトで読む」をクリックすると、この日に起きた他の出来事も表示されます。
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。