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【今日は何の日?】3月8日=木星からの宇宙船がブラジルに着陸?(1980年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
43年前の1980(昭和55)年。ブラジルで「木星からの使者」を自称する牧場主がテレビ番組に出演し「3月8日の午前3時20分、木星からの宇宙船が、この町に着陸する」と発表しました。
着陸が予言されたのはリオデジャネイロ市郊外のカシミロ・デ・アブレウという人口6,000人ほどの小さな町です。話が本当ならば、ただちに避難すべき事態なのですが、そこはお国柄なんでしょうか? テレビでこの話を聞いた物好きな人たちが、バスやトラックに乗って、町へと殺到。小さな町は5万人を超す物見遊山客であふれ返ってしまい、挙げ句の果てには「木星人歓迎委員会」まで設立される始末です。
そして迎えた運命の3月8日午前3時20分。大群衆は数秒間の深い沈黙とともに歴史的瞬間を見届けんとしましたが、結局、木星からの宇宙船は姿を現わしませんでした。
やがて「UFOはどこだ?」と怒りの声が挙がったものの、これもまたお国柄なのでしょう。その後は終わったばかりのカーニバルの名残りを惜しむかのように、大群衆は夜を徹して、歌えや踊れの大騒ぎ。このために自動車4,000台が立ち往生する事態になったとか。
なお、虚報を流した牧場主はジープにて連行されていったそうです。
参照 : 昭和55年3月10日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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