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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/08/03

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【今日は何の日?】8月3日=荒療治のニセ歯医者が捕まる・江東区(1966年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1966(昭和41)年。3年間半もの間、モグリで歯医者を開業していた男が、あまりの荒療治ぶりで近所で評判となり、ついにニセ歯医者であることがバレ、警視庁深川署歯科医師法違反の疑いで逮捕されました。

男は東京・江東区深川高橋5丁目(現・森下)で歯科医院を開業していた40歳。調べによりますと、男は栃木県内の小学校を卒業後、31(昭和6)年に上京。都内や千葉県内の歯科医院に住み込み、助手技工士を務めつつ腕を磨きます。そして52(昭和27)年6月、同地に家を建てたのと同時に、自宅に器具を買い込み、正式な歯科医師を迎え入れて歯科医院を開業します。自分はその助手を務めていました。

ところが、63(昭和38)年1月にその歯科医師が退職。その後は、なんと男が無資格のまま診療を引き継ぎ、のべ1,834人の患者から、432万円を稼ぎ出していた疑いです。

正規の歯科医がいなくなった後は、ごく普通の虫歯にも関わらず「歯槽膿漏」と診断して、一度に8本の歯を抜いてしまうなどの荒療治を繰り返していたため、近所でも「あの歯医者に行くと、滅多やたらに歯を抜かれる」と評判となり、患者の一人が深川署に訴えたことで、モグリであることがバレてしまったそうです。

             文 / 高木圭介


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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