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25年社会福祉士国試、合格率56.3% 過去2番目 受験者数は2割超の減 厚労省
厚生労働省は4日、第37回社会福祉士国家試験の合格率は56.3%だったと発表した。過去最高だった前回の試験よりも1.8ポイント低下したものの、過去2番目の高さ。
試験は2月2日に行われ、受験者数は前回比20.0%減の2万7,616人だった。3万人を下回ったのは23年ぶり。合格者数は同22.4%減の1万5,561人。
福祉系大学の新卒者の合格率は75.2%、短期養成施設では67.9%、一般養成施設は80.1%。既卒では福祉系短大卒(実務経験が必要)も含めて、いずれの場合も合格率が4割を下回った。
受験数の減少について厚労省の担当者は、既卒者の割合が減ったことを要因に挙げた。厚労省の「社会福祉士国家試験の在り方に関する検討会」が2022年1月にまとめた報告書では、福祉系大学などで履修した基本的な知識を問う問題が適切に出題されるなどの検討を求める提言が行われ、第35回の試験から出題内容の見直しを実施。それによって合格率が上昇し、今回の試験では既卒の受験者数の減少につながったのではないかと推測している。
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出典:医療介護CBニュース
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介護のみらいラボ編集部コメント
厚労省は第37回社会福祉士国家試験(2月2日)の合格率が56.3%だったと発表(3月4日)。受験者数は23年ぶりに3万人を下回り、合格者数は同22.4%減の1万5,561人。過去最高だった前回試験よりも1.8ポイント低下したものの、過去2番目の高さとなっています。厚労省の担当者は、受験者数の減少について「既卒者の割合が減ったこと」を要因に挙げています。