第37回 社会福祉士国家試験(2025年)の難易度は?合格点予想も
構成・文/介護のみらいラボ編集部 解説/大谷明弘先生(名古屋医専)
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社会福祉士国家試験(2025年/第37回)合格発表|合格率・合格ライン・合格後の手続き
第37回社会福祉士国家試験の筆記試験が、2025年(令和7年)2月2日(日)に実施されました。受験された皆さま、お疲れ様でした!
本記事では、前回と難易度に変化はあったのか、また合格ラインの予想について、名古屋医専社会福祉士学科の大谷明弘先生に解説いただきました。
1.問題数や試験時間、科目群の見直しも行われるなど大きな変更があった
第37回社会福祉士国家試験は、前回と比較してどのような変化があったのでしょうか?大谷先生に見解をお聞きしました。
第36回試験と比較すると、問題数が150問から129問に減少し、試験時間も225分に短縮され、さらに科目群の見直しも行われるなど大きな変更がありました。(大谷先生)
2.出題傾向も大きく変化。合格ラインの予想は?
最新のカリキュラム変更後、はじめて実施された第37回試験では、第36回と比較して大きな変更があったという解説でした。具体的な出題傾向や合格ラインの予想もお聞きしました。
しかし、基本的な事項を確実に習得していれば正答できる問題も多く、十分な対策を行った受験生は高得点を狙うことができたでしょう。
共通問題の難易度が昨年よりやや上昇したため、全体としての合格ラインも77点(60%)を下回る可能性も考えられます。(大谷先生)
3.第38回以降の受験対策は?
最後に、次第38回以降の社会福祉士国家試験に向けて、試験対策をするうえで押さえておきたいポイントについてアドバイスをいただきました。
この応用力を養うためには、実際の社会福祉の現場や現代社会の動向を意識することも欠かせません。基礎知識の定着と応用力の強化をバランスよく進めること求められます。(大谷先生)
大谷明弘先生
学校法人日本教育財団 名古屋医専 社会福祉士学科
主な職歴
介護老人保健施設の支援相談員(社会福祉士)、介護認定審査会委員
保有資格
社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員
お問合せ:学校法人日本教育財団 名古屋医専
4.合格発表は3月4日
第37回社会福祉士国家試験の合格発表は、令和7年(2025年) 3月4日(火) に予定されています。また、国家試験合格後には、社会福祉士免許登録の申請手続きが必要です。 免許登録をおこなうことで、はじめて社会福祉士として現場で働くことができます。手続きする期限の定めはありませんが、合格後はできるだけ早い時期に免許登録の手続きを行いましょう。
介護のみらいラボでは、合格発表日にこちらの記事にて速報を配信予定です。
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