通所介護は「導線の分離」を 厚労省が通知で呼びかけ レク時のマスク徹底も

《 厚労省 》
新型コロナウイルスのオミクロン株が依然として猛威を振るうなか、厚生労働省は8日に全国の自治体へ通知を発出した。【Joint編集部】
医療現場の対応力の強化に努めるよう促すことが趣旨だが、高齢者施設へのサポートの充実も重要な柱の1つ。介護現場の感染対策の留意点にも言及し、関係者へ広く周知した。
介護現場の留意点としては、レクリエーション時のマスク着用や送迎時の窓開けなどを徹底するよう重ねて呼びかけた。
通所介護については「導線の分離」を要請。利用者の一部を訪問サービスに切り替えたり、午前と午後に分けたりする工夫をして欲しいと求めた。
厚労省は9日、こうした工夫をする事業所に介護報酬の新たな特例を適用すると発表。費用面でも取り組みを後押しする方針を示した。
今回の通知ではこのほか、感染者らへの対応や退院患者の受け入れなどを行う介護施設を対象とした既存の補助金、報酬特例も改めて紹介。積極的な活用を促している。
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介護のみらいラボ編集部コメント
依然としてオミクロン株の猛威が続く中、厚労省は2月8日に全国の自治体へ通知を発出。その趣旨は医療現場に対応力強化に努めるよう促すことですが、高齢者施設へのサポートの充実も重要な柱の1つ。介護現場の感染対策の留意点にも言及し、関係者へ広く周知しています。介護現場の留意点としては、レクリエーション時のマスク着用や送迎時の窓開けなどを徹底するよう重ねて呼びかけ。通所介護については「導線の分離」を要請。利用者の一部を訪問サービスに切り替えたり、午前と午後に分けたりする工夫をして欲しいと求めています。