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ニュース 医療介護最新ニュース 2022/09/08

#ケアマネ#介護施設#介護福祉士#厚生労働省#訪問介護#通所介護#高齢化

【まとめ】75歳以上の高齢者、10月から医療費窓口負担が引き上げに~対象者やポイントは?

介護のみらいラボ編集部コメント

今年度より制度改正される後期高齢者医療に関して、趣旨や引き上げの要件など押さえておくべきポイントを介護のニュースサイト「Joint」がまとめています。 概要としては、10月1日から一定以上の所得がある後期高齢者(75歳以上)の医療費の自己負担が2割へ引き上げられます。対象者は約370万人で、後期高齢者全体のおよそ20%にあたります。 厚生労働省は「いわゆる“団塊の世代”が2025年にかけて後期高齢者となっていくなか、現役世代の負担が急増している」と説明し、今回の見直しは、現役世代の負担を抑えるという趣旨で実施すると理解を求めています。

10月1日から、一定以上の所得がある後期高齢者(75歳以上)の医療費の自己負担が2割へ引き上げられる。対象者は約370万人。後期高齢者全体のおよそ20%にあたる。こうした制度改正の趣旨や引き上げの要件などをまとめた。【鈴木啓純】

見直しの背景には、やはり急速な高齢化の進展がある。後期高齢者の医療費は、今年度の予算ベースで18.4兆円。このうち、現役世代が負担している分はおよそ4割の6.9兆円にのぼる。

後期高齢者の医療費は今後も変わらず増えていく。現役世代の負担も重くなっていく一方で、国の試算によると2025年度までに8.1兆円へ膨らむ見通しだ。自己負担の引き上げはこうした状況を踏まえ、一定以上の所得がある人に能力に応じた支払いをしてもらう狙いがある。

取材に応じた厚生労働省の担当者は、「いわゆる"団塊の世代"が2025年にかけて後期高齢者となっていくなか、現役世代の負担が急増している」と説明。「今回の見直しは、現役世代の負担を抑えて国民皆保険を未来へとつないでいく、という趣旨で実施する」と理解を求めた。

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出典:介護のニュースサイトJOINT

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